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豪雨:倉敷の水没地区で8人遺体見つかる 不明者15人

 小田川の堤防が決壊して一帯が水没した岡山県倉敷市真備町地区では、消防や自衛隊による救助活動が8日も続いた。多くの住民が屋根などに取り残されており、約1850人(午後2時現在、県まとめ)が救出された。住宅などで高齢の男女8人の遺体が見つかり、他にも安否不明者が15人いるという。


 県警玉島署によると、遺体は同市真備町の有井地区や辻田地区で発見され、男性3人、女性5人で70~90代。このうち5人は溺死の疑いがある。90代男性は自宅1階のベッドで見つかった。また、女性の1人は同居する息子が避難しようとした際にはぐれ、家族が自宅に戻ったところ遺体で発見されたという。


 市などによると、真備町地区では地区の4分の1に当たる約1200ヘクタールが浸水し、4690戸が被災した。消防や自衛隊は7日に続いてボートやヘリで救助活動を実施。患者や周辺住民ら約300人が取り残されていた「まび記念病院」では8日午後に大型車両が近づけるようになり、救出が進んだ。


 国土交通省は8日午後からポンプ車を使って排水作業を始めた。24時間態勢で行うが、浸水量は約2400万立方メートル(東京ドーム約19個分)に上り、排水が完了するには半月かかる見込み。同省の調査団が現地で確認したところ、小田川の堤防は3カ所で決壊しており、修復工事に着手し、2週間程度かかる見通し。


 市教委は8日、真備町地区の小中学校・高校と幼稚園計15校園について夏休みが終わるまで臨時休校とすることを決めた。児童・生徒ら計2284人が在籍しているが、詳しい被害状況を把握できないため。また、市内の他地域の121校園も、土砂災害の恐れがあるとして9、10両日は臨時休校とする。

 

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